ジョン・フルシアンテの名盤CURTAINSをレビュー!

おはようございます、こんにちは、こんばんは!

どうも、ロック親父です!

火の出るよなギタープレイってよく言いますけど、ロック親父の中で火の出るようなギタープレイは、ただ単に速く弾けるという事ではなくて、「感情表現」が凄まじいという一点に尽きます!

例えばジミ・ヘンドリックススティーヴィー・レイ・ヴォーンは間違いなく火の出るようなギタープレイですし、そして、元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト、ジョン・フルシアンテもその中の1人です!

そのジョン・フルシアンテ(John Frusciante)はとても多作な人で知られていて、レッチリ脱退後だけではなく、在籍時にもたくさんのソロアルバムを発表しているんですが、今回はジョン・フルシアンテの名盤CURTAINS(カーテンズ)をレビューしたいと思います!

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ジョン・フルシアンテってどんなギタリスト?

 

ジョン・フルシアンテ(John Frusciante)はどんなギタリストかというと、>>レッチリのアルバムの最高傑作 Californicationをレビュー!という記事でも触れていますが、兎に角波乱万丈なギタリストで、現在では「白いジミヘン」とか、現代の三大ギタリストとか言われていますが、そこに至るまでは数々の波乱がありました。

まず、1988年に若干18歳という若さでレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入し、1991年にはレッチリが世界的に大ブレイクした名盤、ブラッド・シュガー・セックス・マジックに収録されているグラミー賞を受賞したGive It Awayや全米シングルチャート2位を記録したUnder the Bridgeなどで彼のギタープレイが本領を発揮!

特にUnder the Bridgeのイントロのアルペジオは完璧で美しく、当時20歳の若者が考えたなんて思うと鳥肌物です!

しかし、1992年ブラッド・シュガー・セックス・マジックを引っさげてのワールドツアーで来日中に突如脱退し一人帰国します。

若くして掴んだ栄光はそこからガラガラ音を立てて崩れ落ちていくことになります。

レッチリを脱退した後のジョン・フルシアンテは極度のヘロイン中毒と鬱病に悩まされながら1994年にNiandra Lades & Usually Just a T-Shirtと1997年にはSmile From The Streets You Holdという二枚のアルバムを発表するのですが、Smile From the Streets You Holdに至っては薬物中毒がかなり酷い時期に録音されたもので、内容は酷い有様です。

思いつくままに叫んだり奇声を上げたりギターもなんだかとっ散らかっていて、楽物の影響で歯が無いから聴きとるのも一苦労で、聴いている側の精神が辛くなってきます。。。

後にジョン・フルシアンテはこのアルバムの事を「薬を買うために出した」と語っていて、現在でもこのCDは廃盤のまま再発されていません。

なのでこのアルバムは天才ギタリスト ジョン・フルシアンテの最も苦しかった時代の音源として、ジョンのファンの間では高値で取引されており、今でもネットでは通常の倍以上の値段で売られています。

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その後薬物のリハビリ施設に通い、何とかドラッグを断つことに成功したジョン・フルシアンテに転機が訪れます!

それはレッド・ホット・チリ・ペッパーズへの再加入です!

レッチリのベーシストであるフリーが何度もジョンの自宅に通い再びバンドに戻らないか誘ったそうで、その時の事をジョンは「あれ以上の喜びはなかった」と後に語っています!

ジョンが復活してからのレッチリは飛ぶ鳥を落とす勢いでヒットを連発していきます!

そんな中でもジョンはソロとしての楽曲も多数発表しており、特に凄いのが2004年6月から2005年2月にかけて6枚連続アルバムリリース!

その最終章が今回紹介する名盤CURTAINS(カーテンズ)!

もうこの頃にはギタープレイに更に磨きがかかり、サウンドも「枯れたギター」と評される独特な枯れたようなサウンドを確立しており、薬物中毒で死にかけていたとは微塵も思わない健康体になっていたので、音楽への熱い思いが爆発していた時期だったのかもしれません!

実際にジョンはレッチリに復活してから「若い頃、髪型や服装、女の尻に気を使う暇があったらもっと違う創造的なことを注視するべきだった。悉く時間を無駄にしていた。」と語っていました!

2009年に自分の音楽を探求したいと言う理由で、再びレッチリを脱退してしまうのですが、前回の脱退時とは違って今回は円満脱退!

天才ギタリスト、現代の三大ギタリストとまで言われた彼は、現在では必要であればギターを弾くと言った感じで、ギターを全面的に使用することは少なくなり、エレクトロ音楽に傾倒しています!

ロックからエレクトロってどんだけ音楽の幅が広いんだよって思いますよね!

ギターをあまり弾かなくなったのは寂しい限りですが、これからもまだまだジョンの音楽へのあくなき探究心は尽きる事はないでしょう!

 

ジョン・フルシアンテの名盤CURTAINSの収録曲!

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1、The Past Recedes

2、Lever Pulled

3、Anne

4、The Real

5、A Name

6、Control

7、Your Warning

8、Hope

9、Ascension

10、Time Tonight

11、Leap Your Bar

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ジョン・フルシアンテの名盤CURTAINSをレビュー!

 

さて、ではここからはジョン・フルシアンテの名盤CURTAINSをレビューしていきたいと思います!

このアルバムCURTAINSは先ほども言ったように2004年6月から2005年2月にかけての6連続アルバムリリースの最終作です!

現代の三大ギタリストであり、当時モンスターバンド レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストですから、ロックなギタープレイが聴けるんだろうと思うかもしれませんがこのアルバムはアコースティックギターがメインですので、ギュインギュイン弾きまくる長めのギターソロなんかはありません!

レッチリはブリブリのファンキーソングもあればメロウな曲もあるんですが、そのメロウな面が全面に出ているアルバムと言えます!

ジョン・フルシアンテのソロアルバムは沢山あるので最初どのアルバムを聴いたら良いのかわからないかもしれませんが、CURTAINS(カーテンズ)を聴けばジョンがどれほど優れたギタリストでありシンガーであるのかわかるかと思います!

ただアコースティックギターでコードをストロークしているだけなのに目の前に様々な風景が浮かんできたり、涙が出そうになるくらい感情を揺さぶられるギタリストはそういません!

全11曲、約30分の間ただただ曲に浸り、休日にリラックスして聴くには最適なアルバムで、癒し、優しさ、切なさ、悲しみ、愛情、人によって感じ方は違うかもしれませんが、感動することは間違いないでしょうし、ジョン・フルシアンテはレッチリという大きな看板が無くても1人で成立している唯一無二のミュージシャンであることがわかると思います!

因みに名盤CURTAINS(カーテンズ)では、オートラックスのカーラ・アザールがドラム、ケン・ワイルドがアップライトベース、そしてマーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲス・ロペスが2曲目と3曲目のリードギターにゲスト参加しています!

では一曲ずつジョン・フルシアンテの名盤CURTAINS(カーテンズ)を解説していきたいと思います!

 

1、The Past Recedes

このアルバムはこの一曲目で決まりなんです!

悲しく刹那的なメロディの曲が多い中で、この曲の美しいメロディには希望があります!

アルバム一枚聴き終わってもう一度この曲に戻ってきた時の心が救われたような気持ちは何ともいません!

文句なしの名曲でMVもあるので是非YOUTUBEでチェックしてみて下さい!

 

2、Lever Pulled

曲の途中からほぼ音の潰れる限界のギターサウンドが聴けるのですが、それでも見事なコーラスワークの方が印象で勝ってしまう不思議!

 

3、Anne

アコースティックギターがメインのアルバムって大体途中で飽きてしまう物なんですが、このアルバムは一曲一曲が特徴的で飽きる事がありません!

この曲の後半で激しくも哀愁のある展開は鳥肌物!

 

4、The Real

決して難しいことをしている訳ではなく、ギターの簡単なアルペジオ主体の曲なんですが、それでも心揺さぶるメロディ!

まさにタイトル通りジョンの裏表のないリアルなむき出しの感情で作られた曲に聴き手はただただ心奪われるのです。

 

5、A Name

ロック親父は天国とか死後の世界なんて全く信じちゃいませんが、この曲を聴くと何故か死ぬときはこの曲に贈られて安らかに眠りにつきたいと思ってしまうのです!

それほど安らかなメロディが心地よい曲です!

 

6、Control

音の強弱で静寂と激しさが交互に押し寄せてくるような曲です!

あぁ、アコースティックギターってこうやって演奏すればこんなにもイメージを伝える事が出来るんだって思います!

途中でドラムとエレキのサウンドが入り激しさはMaxに!

 

7、Your Warning

私はこのCDの日本語訳の歌詞カードを持っていないので(いつか買うけど)歌詞の内容は正直わかりません。

ですが、英語の歌詞で大体の内容を察するに失恋ソングであることはわかります!

聴くだけで恋人を失って心が空っぽになってしまって打ちのめされる風景が目に浮かびます。

 

8、Hope

ホープって希望って意味ですから、希望に満ち溢れた明るいメロディなのかと思いきや、何とも哀愁が漂っていて、ちょっとメランコリックな曲です!

9、Ascension

まるで日本のフォークシンガーの曲のようなイントロのコードストロークとメロディで日本人にはとても聴きやすい!

中盤で「おな~ら~ら~、おな~ら~ら~、う~わ~!う~わ~!」と聴こえる箇所があり、ちょっと空耳アワーに応募しようかと考えちゃいました!w

 

10、Time Tonight

なんとも美しい曲で、The Past Recedesとは表と裏、月と太陽のような感じとでも言うんでしょうか、アルバム終盤にきて極上の名曲!

今夜は時間が無いと言った内容なんですが、とにかく胸を締め付ける歌、アコギ、ピアノ全てにおいて最高です!

ゴッド・ファーザー3のラストで、アル・パチーノが誰にも看取られる事なく寂しくこの世を去る時の音楽に合うんじゃないかと個人的には思っています!

 

11、Leap Your Bar

ピアノの旋律が美しい曲!

ジョンの声が一際引き立ちます!

前の曲からの流れが最高で、感動はピークに達しますが、この曲を聴いた後にもう一度一曲目を聴くことでこのアルバムは本当の完結を迎えると個人的にはおもっています!

 

ジョン・フルシアンテの名盤CURTAINSをレビュー!のまとめ!

いかがだったでしょうか!

現代の三大ギタリストのアコーステックギターメインの名盤CURTAINS(カーテンズ)について長々と語ってまいりましたが、何度も言うように、最後まで聴いたらもう一度一曲目のThe Past Recedesを聴くことをおすすめします!

こんなにも心揺り動かされるアルバムは中々ないので是非一度聴いてみて下さい!

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